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マナ

空気、大地、生物など、万物に宿る生命エネルギーの粒子。通常、目に見えることはないが、稀に七色に光り輝くことがある。その起源は、約一万年前、この星へ降り注いだ隕石にあると伝えられている。大気圏で砕けた隕石は、マナの粒子となって地上に舞い落ち、大地に命を芽吹かせたという。この世界では、生命が終わりを迎えると、その魂はマナへと還る、いわば輪廻転生の概念が信じられている。マナとは命の始まりであり、終わりでもある。
魔術

魔術とは「マナによって願いを叶える力」だ。誰かを癒し、花を咲かせる、静かな奇跡。しかし時代が進むにつれ、その技術は複雑に洗練され、種族や文明ごとに発展した「魔術体系」として分類されるようになった。そして人は、魔術にあまりにも多くの意味を託した。守るため、奪うため、戦うために。いつしかその力は、願いではなく、武器となった。それでもなお、魔術の根源は変わらない。ただひとつ、強く純粋に、「願うこと」である。
マギア

マギアとは、戦場に立ち、魔術を兵器として扱うことを選んだ魔術師たちの総称である。南北戦争の勃発と共に、殲滅に特化した数多の攻撃魔術が次々と誕生した。彼らはその魔術を駆使し、一人で数千の兵に匹敵する戦力を有している。戦争の絶えないこの世界において、彼らの力は各陣営にとって不可欠な存在であり、多くのマギアが、最前線で戦いに身を投じている。
南北戦争

この世界には、アルカニアとトールマンという、二つの人間の種族が存在している。現在、大陸全体を巻き込んで続いている南北戦争は、まさにその二つの人間族の間で起こっている、かつてないほど大きな戦争だ。争いの根底には、アルカニアによる制度的な優遇と、トールマンに対する長年に渡る隷属的な扱いがある。さらに、異なる魔術体系の存在が、対立に拍車をかけ、戦争は熾烈なものとなった。
サバトの夜

近年見られるようになった終末現象の一つ。
月光に照らされ、大気中のマナが異常に増幅する不可思議な夜のこと。この夜だけは、魔術の発動に必要なマナが無尽蔵に供給され、制約なく魔術を行使できる。サバトの夜が訪れる度、強大な魔術が乱れ飛び、都市は炎に包まれ、たくさんの命が失われる事となった。

終末現象(ハルマゲドン)

南北戦争が勃発して以降、各地で姿を見せるようになった超自然災害の総称。サバトの夜の顕現、人を襲う魔族の出現、激しい天候や大地震、地上に降り注ぐ流星群など。こうした未知の災厄は徐々に「世界の終わり」として人々に恐れられるようになった。その真相を知る者は、誰ひとりとして存在しない。ただひとつ確かなのは、終末現象が進行する限り、世界は確実に崩壊へと向かっているということだけだ。

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