終焉の宣告者

ノストラダムス

「燃える大地、沈む都市、嘆く人々………歴史は、再び繰り返されるのです。」

マナが世界の根源をなす力であるという学説を提唱した太古のエルフ。約500年前の精霊族の族長にして、未来を見通す星占いの名手。彼女は百年戦争の末に処刑されてしまったが、その直前、世紀末における世界の終焉を予言した。

それが真実なのか、誰にもわからない。
だが、彼女は知っていたのだ。

戦争が、再び起こることを。
人間が、同じ過ちを繰り返すことを。