頭には角、背中には漆黒の翼を持つ種族。人間の負の感情とマナが凝縮して生まれる存在であり、特に魔術の悪用による苦しみや絶望が極限に達したときに誕生する。ワルプルギスの夜では、大量のマナ消費と死が負のエネルギーを生み出し、デーモンが発生しやすくなる。また、彼らは生まれながらに、七つの大罪のいずれかを司り、その大罪に応じた性質と行動原理を持つ。
デーモンの体はマナで構成されているが、自然界に漂うマナを吸収することはできない。彼らが生存するには、他の生物から直接マナを奪う必要がある。定期的にマナを吸収しなければ、一週間ほどで衰弱死してしまう。だが、マナを奪い続ければ、奪った分だけ強くなり、より長く生き続けることができる。